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脂質異常症

脂質異常症は、血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質の値が異常になった状態です。生活習慣や遺伝などの影響で発症し、放置すると動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳卒中などのリスクを高めます。近年、脂質異常症は健康診断でも重点的に検査されています。

脂質異常症の症状

脂質異常症には、自覚症状がない場合がほとんどです。しかし、進行すると以下のような動脈硬化の症状が現れることがあります。

  • 胸痛や息切れ
  • 狭心症や心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 手足のしびれ
  • 慢性腎不全

これらの症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。

脂質異常症の原因

脂質異常症の原因は、主に以下の2つと考えられています。

生活習慣

高カロリー・高脂肪の食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒など

遺伝

家族内に脂質異常症の人がいる場合、発症リスクが高くなります。

近年では、ストレスや睡眠不足なども脂質異常症の発症に関与していると考えられています。

脂質異常症の病気の種類

脂質異常症には、大きく以下の4つの種類があります。

高LDLコレステロール血症

悪玉コレステロールと言われるLDLコレステロール値が高い状態

低HDLコレステロール血症

善玉コレステロールと言われるHDLコレステロール値が低い状態

高トリグリセリデ血症

中性脂肪値が高い状態

混合型脂質異常症

上記2つ以上の異常が同時に起こっている状態

これらの種類によって、治療法や予防法が異なります。

脂質異常症の治療法

脂質異常症の治療法は、主に以下の2つがあります。

生活習慣の改善

食事療法、運動療法、禁煙、節酒など

薬物療法

生活習慣の改善だけでは改善が見られない場合に、薬物療法を行います。

脂質異常症についてのまとめ

脂質異常症は、生活習慣や遺伝の影響で発症する病気です。自覚症状がない場合がほとんどですが、進行すると動脈硬化を引き起こし、心臓病や脳卒中などのリスクを高めます。
脂質異常症を予防するためには、生活習慣の改善が重要です。バランスのとれた食事を心がけ、適度な運動を行い、喫煙や過度の飲酒を控えましょう。また、定期的に健康診断を受け、脂質異常症の早期発見・早期治療に努めましょう。

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